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職員の声/小池知事が新党結成/国政復帰の意欲明らかに/振り回される職員に動揺と失望

  安倍首相の解散宣言に対抗するように、小池知事が新党「希望の党」の代表に就任した。本人は今回の衆院選への出馬には否定的な考えを示したが、突然の新党結成に都庁内には動揺が広がり、「心はやはり国政にあった」と確信する職員は少なくない。「森友・加(か)計(け)学園」の疑惑隠しと受け取られている首相の「大義なき解散」に小池知事の「大義なき代表就任」。都政はどこまで国政に振り回されるのか。庁内の声を聞いた。

心はやはり国政に
 小池知事の心はやはり国政にあり、都政は通過点、キャリアアップのステップでしかなかったということ。この1年間、踏みつけられ続けた都職員はたまったものではない。政治は権力闘争と割り切れば、「大義なき解散」も「大義なき代表就任」も五十歩百歩。既成政治の批判をする前に、都政の混乱の責任を取ってもらいたい。早く国政に復帰してもらいたいと言うのが本音。
(本庁部長)
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