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墨田で食器リサイクル開始/各区がリサイクル品目拡充/資源化「手詰まり」感も

   墨田区と中野区は10月から、ごみの資源化品目を拡充する。墨田区は、陶磁器製の食器類を食器に再利用する23区で初めての事業に乗り出し、中野区は年間約2千トンが廃棄されている陶器・金属・ガラス類の資源化を始める。ごみの収集・運搬、中間処理、処分埋め立てのうち、23区は収集・運搬を担っており、各区が不燃ごみや粗大ごみのリサイクルに取り組んでいるが、予算や分別作業用地の確保の苦労が尽きないなど、「手詰まり」を感じる区も出てきている。

 墨田区は陶磁器製の食器をこれまで同様に不燃ごみとして回収した後に分別し、「美濃焼」の産地として有名な岐阜県東濃部で活動している団体に委託して、食器に再利用する。
 陶磁器類の再利用は砕いて道路の舗装材に活用する方法が主流だが、区すみだ清掃事務所担当者は「実際に岐阜県に足を運び、陶磁器の原材料が不足している話を聞いた。資源循環型社会の形成につながると考えた」と話す。
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