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「理事枠」巡り場外乱闘/五輪議連、自民欠席で新役員決定/高島氏「非常に残念」

   都議会の2020年オリンピック・パラリンピックを成功させる議員連盟(五輪議連)の足並みが乱れている。4日に開かれた総会では、会長に公明党の東村邦浩幹事長を選任したが、総会の日程調整を巡り、自民党が「議員の総意ではない」などとして欠席するなど混乱が生じた。都議選の結果、都民ファーストの会と公明に主導権が移り、政局の影響が色濃く映し出された格好となった。
 「非常に残念。この1日、2日が何をもたらすのか理解できない」。自民の高島直樹都議は5日の第2回臨時都議会終了後、報道陣にこう嘆いた。
 元五輪議連副会長の高島氏は8月29日、同じく副会長で都民ファの石毛茂氏から議連の役員会の日程調整の連絡を受け、臨時会終了後の9月6日か7日に副会長会を開きたいとの意向を示した。
 だが1日、石毛氏は元副会長の中嶋義雄氏(公明)と連名で役員会を4日に開催すると高島氏らに通知。同議連は従来、大多数の会派の参加を条件に議会局が日程調整などで協力していたが、今回の通知は石毛氏個人が取りまとめる体裁で、自民はこの手順に強く反発し、役員会を欠席した。
 石毛氏は1日に通知した理由について、「都民ファ、公明、共産、民進の4会派から早急に議連を開くよう要望書が1日に出されたため」と話すが、背景には五輪組織委員会の理事会が25日に迫っていることがある。
 
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