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区政の潮流/「都区のあり検」空白の7年/未来に向けて点検と議論を

「特別区誕生70年 闘いの到達点」という本紙に3回にわたって連載された記事は、特別区側の自治権拡充に対する熱い思いが伝わる記事だった。普段から顔を合わせる機会の多い都側の職員に対して、「原理原則」を主張し続けることは大変なエネルギーを必要としただろう。
 2007年に「都区のあり方検討委員会」(以下「あり検」)が設置された当時、故・高橋久二区長会会長(品川区長)は、「今、都区が醜い対立を続けていれば、国に財源も権限も全部持っていかれる」と懸念を示していたのを思い出す。
 あれから10年、都と区の溝は埋まったのだろうか。これまでの議論を知る一人として振り返り、都区協議の膠着(こうちゃく)状態をどう打開すればいいのか提言したい。

都区双方に足り/なかったこと
 まだ都区が制度上対等な立場ではなかった時代、都側が区側の気持ちを逆なでするような対応をとる場合もあったかもしれない。同時に区側から事務権限や財源の委譲を強く要求され、突き上げられる立場を居心地の悪いものと感じてきたことであろう。  
 
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