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今週の都政新報
 

都職員採用/知的・精神障害者に拡大/職場・職員の理解促進へ

 都は今年度の障害者選考(3.類)から、対象を知的・精神障害者に拡大す る。併せて、障害者枠の採用予定人数も10人増の45人に増やす。都の障害者採用はこれまで身体障害者のみで、知的・精神障害者は一般の採用試験に合格する必要があったが、障害者雇用促進法の改正により、2018年度から精神障害者が雇用率の算定対象となることなどを受けて決定した。
 新たに追加された受験資格者は、「療育手帳」などの交付を受けた知的障害者や、精神障害者健康福祉手帳の交付を受けた精神障害者などで、躁鬱(そううつ)病や統合失調症、発達障害なども含み、身体障害者と同じ採用枠で応募を受け付ける。
 入都後に行う職務は調査・統計の集計や文書管理などの一般事務。求められる能力実証の水準は高卒程度で、いずれもこれまでの障害者採用と同じ。
 
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