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新春随想／労働時間革命は都庁から全国へ／㈱ワーク・ライフバランス代表取締役　小室淑恵

　日本は「人材奪い合い時代」に突入しました。労働力人口の減少だけでなく、一人当たりが労働に割ける時間の減少が起きています。団塊世代が退職後、職場を支えているのは団塊ジュニア世代ですが、彼らは晩産化の影響で、自分の育児が終わらないうちに、団塊世代の介護が始まるという特徴を持っており、日本企業はそれを見込んでいませんでした。デイサービスなどは延長ができず、ヘルパーを頼んだとしても、保育以上に帰宅時間がシビア。今年は団塊世代が７０代に入り、大きな介護の波が来ます。現時点の影響ですら、嵐の前の静けさに過ぎないのです。

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新春随想／労働時間革命は都庁から全国へ／㈱ワーク・ライフバランス代表取締役 小室淑恵

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