「一億総中流社会」と言われた日本で格差が広がっている。６人に１人の子供が貧困という数字もあり、国は「子供の貧困対策を推進する法」を制定し、各自治体は支援に乗り出しつつある。しかし、その実態はまだつかみ切れていない。子供が１人でも入ることができる「こども食堂」や社会福祉法人による学習支援など民間もまた試行錯誤を続ける。本当に必要とされる支援は何なのか。現場の取り組みを追いながら４回シリーズで考える。