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交通政策審議会答申案/新空港線などに高い評価/地元区要望ほぼ盛り込む/優先順位なく課題提示

国の交通政策審議会の「東京圏における今後の都市鉄道の在り方に関する小委員会」(委員長=家田仁政策研究大学院大学教授)が7日、答申案をまとめた。地元区からの要望が強かった新空港線(蒲蒲線)や地下鉄8号線の延伸、地下鉄大江戸線の延伸など今後具体化すべき24のプロジェクトを盛り込んでいる。だが、これらの路線の優先順位は示しておらず、整備主体や事業採算性など多くの検討課題を残している。新線建設には多額の整備費が必要とされるが、人口減少社会の到来を控え、限られた財源をいかに投資していくのか、今後も議論が求められそうだ。

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