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再生と創生~都議会改革の行方(1)/やじ問題から1年/自浄作用は発揮されたか

 「6月30日付で会派等別議員数が変更になりましたので、お知らせします」
 都議会局から出された1枚の広報連絡は、都議会自民党が1人増えて56人になると同時に、1人会派「都議会再生」が解散したことを淡々と伝える内容だった。
 会派を移ったのは鈴木章浩氏。昨年6月の第2回定例会で、一般質問に立った塩村文夏氏(みんな=当時)に「早く結婚した方がいいんじゃないか」とやじを発した責任をとって会派を離れてから約1年ぶりの「復帰」だ。自民執行部の説明では、24日の第2回定例会閉会後、鈴木氏から会派復帰の希望が出され、30日付で了承したという。
 都議会関係者は「この問題で鈴木氏は公開の場で塩村氏に謝罪したり、事務所に卵を投げ付けられたり、社会的な批判を浴びた。1年が経ち、けじめは付けたということだろう」と話す。

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