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都春期幹部異動分析(上)/五輪への人材集中に拍車/「人材枯渇」の指摘も/局長級/部長級

 今春の都幹部異動規模は行政系全体で、974人と昨春を220人上回った。大幅な増加の要因は、東京五輪の開催準備、教育長人事に伴う局長級異動などが挙げられる。異動規模の内訳を見ると、横転が718人、昇任が202人、国などからの採用が6人、兼務解除・新規再任用などが48人となっている。部長級と統括課長級の年次前倒しでの昇任は計16人と昨春を6人上回り、3年連続で2桁となった。舛添知事は東京五輪の開催準備を進める人事と位置付けており、引き続き五輪準備局、組織委への手厚い人事が目立った(本文中の年齢は15年度末時点)。

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