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多摩市/「持続発展教育」を予算化/地域連携で「50年後の大人」育成

 多摩市は来年度、持続発展教育(ESD=Education for Sustainable Development)に市全体で着手する。関連予算として120万円を計上した。「持続可能な社会の担い手の育成」を目指すもので、地域社会を巻き込んだ学際的な取り組みが特徴。個々の学校がESDを取り入れる事例は多いが、全市的に取り組むケースは少なく、事業費を予算化するのは多摩市が全国で初となる。

 「『ESDとは何か?』と聞かれた時には、『2050年の大人づくりです』と答えています」。多摩市教育委員会教育部の千葉正法参事は、そう話す。
 環境や食糧問題、社会情勢、人権など、我々の社会を取り巻く諸問題についての課題を知り、解決策を考え、実際に行動する一連の教育活動だ。子供たちの人間性、他人や社会と関わる力を育むのが狙いという。
(続きは本紙でご覧下さい)



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