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守れ!サクラの景観/基金活用し、老齢樹を〝治療〟/樹勢回復に対策シフトも

 東京で3月25日、ソメイヨシノの開花が発表された。各区は桜に合わせ、商店会等が主催の桜まつりを開催するなど、集客効果に期待を見せている。しかし、戦後に植えられた多くのソメイヨシノは、一般的な寿命と言われる60年が近づき、その維持が課題となっている。老朽化した桜の調査や植え替えなど、各区が対応を行う中、多くの桜を持つ区では調査や管理に長い時間と資金を要することから、桜保全のための基金を用意する動きもある。数多い桜の木の調査や保全には比例する費用がかかることになり、継続性が課題になりそうだ。

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