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都知事選/渡邉氏が出馬表明/「東京こそ、日本を元気に」

 4月10日投開票の都知事選挙で、居酒屋チェーン「和民」などを手掛ける渡邉美樹氏(51)が15日、出馬表明した。共産党推薦の小池晃前参院議員に続いて2人目。政権与党の民主党は、まだ候補者を決められず、石原知事も進退を明らかにしていない。都議会民主党幹部は「(都知事候補として)どういう人がいいか、リストアップする中で、渡邉氏の名前も出てきていた」と話し、支援に回る可能性も残している。自民党の支援組織である各種団体協議会は、今日にも石原知事に4選出馬を要請する。

 渡邉氏は1959年10月生まれ。明治大商卒。経理会社や運送会社に勤務後、84年にワタミを創業。居酒屋『和民』をはじめ、介護、高齢者向け宅配、農業など幅広い事業を手掛けてきた。2月15日付でワタミ代表取締役会長を辞任し、非常勤取締役最高顧問に就任し、選挙活動に専念する。
 会見は15日の夕方、都議会の隣にある京王プラザホテルの宴会場で行われた。ちょうど本会議場では、自民党の代表質問が行われていた。
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