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今週の都政新報
 

都議会幹事長座談会/都知事選/都議定数/築地市場移転を聞く

 都知事選まで残すところ2カ月を切った。石原知事の4選出馬を求める声が聞かれる一方、民主党は候補者を絞り切れず、共産党を除く主要政党はにらみ合いを続けている。首都決戦に主要政党はどう臨むのか。また、第1回定例会で焦点になる築地市場(中央区)の移転関連予算や、国勢調査結果を基にした都議定数の是正について、民主、自民、公明、共産の各党幹事長に聞いた。


 ――都知事選をどう位置付けていますか。
 大沢 二元代表制だから、基本的には候補者の政策で選ぶ。私たちのマニフェストに沿う候補者がいれば、全力で支援するし、民主党としてはそういう候補者を擁立したい。
候補者の内定までは、まだいっていない。様々な方に声をかけている状況だ。選挙だから戦略・戦術があるので、しかるべきタイミングで発表したい。
 ――石原知事の4選出馬が言われています。
 三宅 都知事選は、日本の明日を占う非常に重要な選挙だ。4選出馬はあるかもしれないし、ないかもしれない。両方、覚悟しないといけない。
 中嶋 知事の施政方針が意味深で、石原知事は出馬するとも、しないとも言明していない。そういう立場を十二分に意識し、未発表の新規事業には言及していない。「10年後の東京への実行プログラム」の中で、誰が知事になっても東京都としてやらないといけない項目について、かなり踏み込んで数値目標も入れて発言した。色々と慮って、あの演説をしたのだろう。
 地方自治体は、非常に広範な行政サービスをいかに安定的に届けるかが第一だ。誰が知事になってもやらないといけないテーマはある。それが実行プログラムには網羅されている。優先順位は様々だろうが、それが実行できる候補者に頑張って欲しい。
 吉田 日本の政治・経済に多くの都民が閉塞感を強めている。この点では、国政と同時に都政、とりわけ石原都政12年の責任は大きい。誰がどういう形で立候補するかは不透明だが、石原都政の継続か、転換かが問われる選挙になる。
  「革新都政をつくる会」が小池晃・前参院議員に出馬を要請し、小池氏も受諾した。都政の転換のために取り組んでいきたい。 (続きは本紙でご覧下さい)



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