被災地3年目の春/東京都被災地支援宮城県・岩手県事務所長 藤本龍夫春はまた来る 東北は今、寒い冬が終わりを告げ、草木が一斉に芽吹き、花咲く春を迎えている。水仙、梅、菜の花、桜が次々と息をもつかせず咲き乱れる様は、寒冷地ならではの厳しくつらい冬があればこその愉悦、楽しみである。 しかし、被災地に暮らす人々に季節としての春は巡ってきても、心から喜べる「春」は、まだ訪れていない。まして、震災で命を奪われた1万8千人余りの犠牲者に、二度と春は巡って来ない。
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