| | 2020/3/18 築地と豊洲 単行本:272頁 定価 1,870円(税込) ISBN978-4-88614-256-6 C3036 |
平成が終わろうとしていたあの頃、東京のみならず日本中を巻き込んだ築地市場の豊洲市場への移転問題。あの騒動は一体、何だったのか。小池都政最大の謎を、当時、知事の言動をつぶさに見聞した中央卸売市場次長が小池知事の肉声を交えて解き明かす驚愕の内幕。ブレまくる知事、暗躍する知事側近、錯綜する関係者の思惑…市場移転問題の真実はどこだ? (作者から)本書で取り上げた市場移転問題は、単に一地方の一行政課題だったのではありません。首長の過度なパフォーマンスやちゃぶ台返しの態度に日々直面する全国の地方公務員のみなさんにとって、あの出来事は他人事ではないはずです。組織の中で矛盾と葛藤を抱きながら、本当にこれでいいのかと悩んでいる方々にこそ、反面教師的な事例研究として読んでいただきたい、心からそう願っています。
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