2005年2月15日付(5104号)

タイトル



●都議会第1回定例会147議案提出へ 23日に開会
 都は23日に開会する都議会第1回定例会に、予算案39件や青少年健全育成条例の改正案など議案147件と、人事案5件を提出する。都議選を前に各会派とも存在感を発揮したい時期で、税収増でも緊縮型の予算案をめぐってどのような論戦が展開されるのかが、最大の焦点となる。注目される条例案としては、青少年健全育成条例改正案のほか、環境確保条例改正案や、脱法ドラッグを規制する薬物乱用防止に関する条例などが挙げられる。また、指定管理者制度導入に向けて、33件の条例改正案が一挙に提出される予定で、各会派の行政改革に関する考え方も問われることとなりそうだ。2期目の折り返しを迎える石原都政への各会派の評価も、都議選と絡み注目点となる。定例会の会期は3月30日までで、3月1日に代表質問、2〜3日に一般質問が予定されている。予算特別委員会では、11日から質疑が始まる。

●「知事会の実態にうんざり」 石原知事は会長選出馬固辞
 梶原前会長の引退に伴う全国知事会長選は、推薦締め切りの10日までに、麻生・福岡県知事と増田・岩手県知事が立候補を届け出、2候補の一騎打ちとなった。17日の総会で投票し、新会長を選出する。石原都知事は、神奈川・埼玉・山梨などの県知事から正式に出馬要請を受けたが、「出馬する意思はない」と固辞した。
 松沢・神奈川県知事らによると、3県知事が8日に都庁を訪問し、関東の7知事が推薦する考えを示し、「国と地方の大論争の中では、強い発言力、カリスマ性を持ったリーダーが必要だ。それは石原さんしかいないので、ぜひ立ち上がってほしい」と立候補を訴えた。
 だが、都が不交付団体であることを理由に、他県知事が難色を示したり、「金持ちに貧乏県の気持ちが分かるか」などの声があがっていたことから、石原知事は「中傷的な批判が飛び交うなど、議論が瑣末になっていて、選挙の大義がなくなっている」などと述べ、出馬要請を断ったという。


●合格予定者数は530人 16年度都係長選考
 都総務局人事部は4日、人事担当係長会を開き、平成16年度の係長級職昇任選考の合格予定者数を各局に提示した。今年度の有資格者数は、事務、4大技術、その他の職種を合わせて計8644人。これに対し、合格予定者数は530人となっている。合格予定者数は、昨年度と比べ退職者数が減ったことや、ポスト削減が進んだこと等により、305人の大幅減。人事部では今後、大量退職期を迎えることから、係長ポストの空き状況についての精査を進めるとともに、次席の段階的な縮減・廃止に本格的に取り組む方針だ。


●05年度都区財調当初フレームを了承 都区協議会
 都と特別区は10日、04年度第2回都区協議会を開催し、05年度都区財政調整当初フレーム案と04年度都区財政調整再調整案について協議し、了承した。今回の財調協議では、05年度に向けた協議だけではなく、06年度までに解決しなければならない主要5課題について、区側が「協議を進める確認をする必要がある」などの発言をしていた。こうしたことから、関係者の間では「都区協議会というトップ会談の場で、何らかの方針が示されるのではないか」と注目されていた。しかし、区側の求めに対して、都側は「前向きに議論する」とこれまでの答弁を繰り返した。

●「吉祥寺シアター」5月オープン 武蔵野市
 武蔵野市が5月21日、現代演劇やダンスなどに特化した小劇場「吉祥寺シアター」を、吉祥寺駅の近くにオープンさせる。公立施設ではめずらしく、5日以上の長期上演を支援する運営方式をとり、市民に開かれた新しい芸術文化の発信基地をめざしている。10日には関係者やこけら落とし公演の出演者らを集めた記者発表が行われ、土屋正忠武蔵野市長が、「若い人の登竜門、優れた人が発信する専門劇場として、吉祥寺にお越しいただくのをお待ちしている」と語った。


●準夜間の小児救急を充実 小平市
 小平市は4月から、小児医療の充実のため、小児科医が常駐する「平日準夜小児初期救急等医療事業」を実施する。多摩地域では町田市に続き2番目の実施。子どもの病気に不安を抱きがちな子育て中の若い世代や共働き家庭にとって、大きな安心となりそうだ。準夜間は、午後7時半から10時半の間を指す。
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