2005年2月1日付(5101号)

タイトル



●障害者福祉で国が新法案の要綱提示
 厚生労働省は25日、社会保障審議会障害者部会に対して、障害者福祉の体系を抜本的に再編する「障害者自立支援給付法(仮称)」の要綱案を示した。昨年10月に公表した「改革のグランドデザイン」に基づくもので、福祉サービスの支給決定にケアマネジメント手法を導入するほか、サービス利用量に応じた本人負担を求める。改革案に対しては障害者団体や区市町村から、「利用者負担が過大なものにならないか」「グランドデザイン提示から3カ月での法案作りは拙速で、現場が混乱する可能性もある」といった不安の声が出ている。国は、開会中の通常国会に改正法案を提出する方針。都は、利用者負担導入や制度再編の都民への影響の試算を進めており、近く国に意見を述べることも検討している。

●実証実験の事業者決定 3割安い戸建て住宅
 「東村山市本町地区プロジェクト」で実施する戸建て住宅価格3割引き下げの実証実験について、都都市整備局は28日、審査委員会の審査結果を受けて、事業予定者を決定した。「実証実験」の募集に対しては、13グループから16提案があり、4グループを優秀提案者とした。「まちづくり」については2グループから応募があり、僅少差で1グループを最優秀提案者と決めた。
 プロポーザルで選定された計5グループは、共同で特別目的会社(事業会社)を今年5月頃に設立して都と基本協定を締結。8月頃に都市基盤整備工事に入り、来年8月頃から住宅建設の工事に着手する。


●楽員90人体制を維持 都響が「中期ビジョン」
 厳しい改革が迫られる東京都交響楽団は、自立した経営のための指針となる「中期ビジョン」(素案)を取りまとめた。都民サービスの向上を図りながら、企業協賛金の獲得を強化するなどして、経営の自立を目指す。その一環として、労使協議中の「契約楽員制度の導入」も盛り込んだ。
 都響の中期ビジョンの策定は、第2次都庁改革アクションプランに位置づけられたもの。16年度から概ね5年間を計画期間に定め、改革の柱として、(1)高い演奏水準と都民の期待に応える交響楽団(2)経営の自立(3)人事・給与制度の抜本的な改革――を打ち出した。


●都庁第二庁舎に初のコンビニオープン
 都庁初となるコンビニエンスストア「セブン‐イレブン東京都庁第二本庁舎店」が1月31日にオープンした。同社が都道府県の本庁舎で出店するのは初めて。
 外観は、重厚な都庁舎のイメージにあわせ、木とステンレスを主体とした落ち着いたデザインを採用した。広々としたフルオープンのエントランスは同社初の試み。ユニバーサルデザインを採用し、車いすでも出入りが自在だ。混雑時の回遊性を高めるため、店内の通路幅も広く確保した。

●犯罪イメージ払拭へ 歌舞伎町ルネッサンス推進協議会発足
 日本一の歓楽街、新宿・歌舞伎町から犯罪をなくし、文化を発信する街を目指す「歌舞伎町ルネッサンス推進協議会」の第一回協議会が27日、新宿区役所内で行われた。
 歌舞伎町ルネッサンスは、暴力団や不法外国人、違法風俗の取り締まり、路上清掃などの環境美化を進める「クリーン作戦」、シネシティ広場などを利用し、映画や演劇などのイベントを展開する「地域活性化」、劇場街の再生や広告物の規制による「まちづくり」の3本立てのプロジェクトを進める。新宿区、新宿警察署、新宿消防署、有識者、地元商店街振興組合などが協議会委員として参加するなど、行政の枠を越えた取り組みだ。


●現職、新人の一騎打ちに 西東京市長選スタート
 任期満了に伴う西東京市長選挙は、30日告示され、無所属で現職の保谷高範氏(67)=自民、公明推薦=と無所属で新人の坂口光治氏(57)=民主、共産、社民、生活者ネット支持=が立候補を届け出て、現職と新人の一騎打ちによる舌戦の幕が切って落とされた。旧保谷市と旧田無市の合併から4年、新市建設計画に基づくまちづくりが進められる中、駅前再開発や東大農場跡地利用などの課題をどう方向付けるか、手腕が問われる。投票は6日に即日開票される。29日現在の有権者数は、15万2889人。
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