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市場幕開け~築地から豊洲へ(8)/入退場システム/動かぬハイスペック装置

 開いたままの入退場を管理するバーの脇を、市場関係車両が勢いよく通過していく─。22日、豊洲市場7街区の水産卸売場棟の正門南口。入り口には、バーに加え、ポールに設置された車番を識別するカメラやICタグの受信アンテナなどが見える。
 豊洲市場には5~7街区の各入り口に計8カ所の入退場管理システムを設置した。高速道路のETCシステムに似た装置で、登録車両をシステムで認識し、入退場バーの開閉など市場関係車両を一括管理できる仕組みだ。総設置費は保守点検費などを除いて約6億7千万円に上る。
 システム導入の目的には、不審車両の入場制限などセキュリティー対策がある。食品テロや不法投棄の防止、商品の盗難対策などに生かせる。都中央卸売市場は「豊洲市場は築地に比べて格段に広い。防犯カメラはあるがブラインドポイントがあるので、入退場管理システムを運用すれば問題車両を絞り込める」(担当者)と話す。 
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