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東京都美術館/「生みの親」の志振り返る/佐藤翁の功績たどる講演会

 東京都美術館(台東区)の開館に貢献した実業家・佐藤慶太郎翁の生誕150年を記念し、その功績を振り返りながら芸術支援の意義や今後の都美について考える講演会が1日、同館で開催された。
 講師として登壇したのは筑波大学名誉教授で、かつて都美の学芸員も務めた齊藤泰嘉さん=写真(同館提供)。同館は大正15(1926)年5月、東京府美術館として開館し、建設費は北九州の炭鉱経営で財をなした佐藤が100万円(現在で30数億円相当)を寄付して賄ったが、佐藤の「公私一如」の信念を「美のこころざし」と題し、歩みと思いを紹介した。 

 
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