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築地「10・11」解体へ/最後の地元説明会で一部住民反発/問われる都の対応

  築地市場の解体工事を巡り、都は20日、中央区築地1~7丁目の住民や事業者を対象に説明会を開催した。7月に続き2回目だが、説明会は今回が最後となるため、豊洲市場への移転反対派が都を批判。3回目の説明会開催を求めたが、都は応じなかった。築地市場は10月7日に閉場した後、同11日から解体工事を開始し、83年の歴史に幕を閉じる。
 今回の説明会では、移転反対派の住民が都に反発するシーンが目立った。中でも、築地6丁目の住民は築地解体工事の期間中、現場に出入りする車両台数を問題視した。都は築地解体と環状2号線の工事での車両想定台数を示したが、東京五輪の車両基地に関しては検討中で明らかにしなかったため、「全ての車両台数が決まっていないのに、説明会を開く意味はない」と声を張り上げた。
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