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文京区/介護事業者にLGBT研修/人材不足解消の一手にも

  文京区は3日、介護事業者を対象に、LGBTなどの性的少数者に関する研修会を開いた。区によると、自治体による介護事業者向けの研修は全国初。介護事業者は利用者の入浴や排せつなど性に密接に関係する介助を行うため、事業者側が性的少数者の利用者に対してどのような心構えを持つべきかを伝えるのが目的。また、利用者によるセクハラやパワハラなどで介護人材不足に拍車がかかる中、「LGBTフレンドリー」を打ち出すことで人材発掘や従業員の定着につなげる狙いもある。

 区の研修会には、居宅訪問介護や通所サービス、ショートステイ事業所などから92人が参加。LGBTに関する自治体・企業向け研修で実績を持つ民間人材育成会社から講師を招き、性自認や性的指向などの分類といった基礎知識から、当事者のアウティング(暴露)への配慮の必要性などを紹介した。講義後には参加者同士による実演講習が行われ、利用者や家族との会話の際の心構えなどを確認した。
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