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熊本地震から2年/「まずは復旧にめどを」/区派遣職員が現地で奮闘

 2016年4月に発生した熊本地震から14日で2年を迎える。わずか2日間に最大震度7の揺れを2回観測した国内でも類を見ない地震は大きな被害をもたらし、復興に向けては緒に就いたばかりの状況だ。23区では今年度、新宿、文京、世田谷、中野の4区が職員5人を派遣しており、2回の地震でいずれも最大震度が観測された益城町や、庁舎が壊滅的な被害を受けた宇土市などで業務に当たっている。両市町ではいまだに仮設住宅での生活が続く住民も少なくなく、派遣職員は復旧にめどを付けるべく奮闘している。
 「同じ九州で生まれ育った者として、力になりたい」─新宿区から益城町に派遣されて2年目を迎えた平島秀志さん(36)は力強く語る。
 
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