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サイクルシェア/自転車の再配置、高コスト/広域利用拡大の中で課題に

  自転車シェアリングの広域相互利用実験開始から2年が経過し、利用回数が広域実験開始当初の2倍以上に増加している。一方で、東京五輪大会時の活用を見据える中では、採算性の向上が急務となっている。実験を実施している9区のうち2016年2月から開始した千代田・港・江東区は、事業収支の赤字が解消していないため、実験期間を20年3月まで2年間延長した。今年9月までを実験期間とする中央区も延長する方針。特に自転車の貸し出しと返却を行う「サイクルポート」間での自転車の再配置のコストが高く、赤字の要因となっており、対策に頭を悩ませている。 
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