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豊島区/混合介護へ事業案固まる/8月からモデル事業

  豊島区は、介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせて利用できる「混合介護」のモデル事業の実施に向け、来月から事業者の公募を開始する。区は混合介護を「選択的介護」と呼称し、有識者会議を設置してモデル事業の内容を検討してきた。今月下旬にモデル事業公募の説明会を行い、5月を目途に正式に決定する予定だ。豊島区内に事業所があり、十分な管理能力や人員体制が確保できることなどを要件とし、2020年度末までの約2年半でモデル事業を実践する。
 介護保険内サービスと保険外サービスを組み合わせて利用する混合介護自体は現在でも利用可能だが、同一時間帯で提供できない問題点があった。区は都と連携して国家戦略特区制度を活用することで規制を緩和し、同一時間帯でサービスを提供することにより利用者のニーズや事業者の経営改善などを図る。

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