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東京最前線/議会改革「最大限のスピード」/都民ファーストの会・増子博樹幹事長に聞く

  都議選で旋風を巻き起こした都民ファーストの会。誕生間もない政党で新人議員も多く、会派運営や議会回しでは円滑さに欠けた。また都議選で政策連携した公明党とは、知事の国政進出を発端に連携解消の事態にも陥った。一方で、議会改革は進展するなど、着実に足場を固めつつある。都民ファの今について聞いた。
 ─都議選で第1会派に躍り出るなど激動の1年だった。
 新人が多数の中で、第1党としての役割を果たせるか課題だった。一方で、(都議選で)都民に示した政策集の実現が今年のテーマだったので、過半数ではない中、他会派と歩み寄るなどして進めてきた。
 ─公約実現の手応えは。
 第3回都議会定例会で議員提出議案(子どもを受動喫煙から守る条例)を出し、大方の賛同を得て成立させた。議会改革では、政務活動費の飲食への支出禁止や、常任委員会のインターネット中継などを合意し、正副議長以外の廃止を主張してきた議員公用車も、徐々に減らしていくことで合意が図れた。公務性を基準に、不断に見直していく。
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