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都幹部異動分析(下)/他局総務部長で任用目立つ/規模縮小の背景に退職者減

  今夏の異動では総務部長が政策企画、総務、財務の官房3局とオリンピック・パラリンピック準備局など計8局で交代し、枢要部長の総務局行政部長、財務局主計部長も新任となった。総務部長では当初、所属局での任用が想定されていた幹部が他局で任用されるケースも目立った。また、庁内からは、「女性活躍や肝煎り施策での人材登用など、知事の意向を実現するための体制を一部で反映させた人事」という声が聞かれた。
 今夏の人事で他局から総務部長に起用されたのは5人。このうち官房系では、小室一人・財務局経理部長(55歳、10B)が政策企画局計画部長からの起用となった。局内での起用もあり得たが、財務局主計部の経験があることも踏まえ、財務局に回った。また、矢田部裕文・総務局総務部長(57歳、9B)は、病院経営本部経営企画部長からの横滑り。
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