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奥多摩町/若者家族いらっしゃい/移住促進策を強化/新たに「体験住宅」も開始

 奥多摩町が若者の移住に向けた取り組みを強めている。空き家を活用して昨年度からスタートした「若者定住応援住宅」の入居者募集を今年も8日に開始。また、町内で農業等を行いながら移住する人向けの「いなか暮らし支援住宅」では、移住を検討している人に町の暮らしを事前に体験してもらう「移住体験住宅」の提供を新たに開始する。高齢化が進む地域からも期待が高まっている。
 「若者定住応援住宅」は、JR青梅線の駅から徒歩圏内にある空き物件を提供する制度。導入した昨年度は1世帯が移住した。一方、「いなか暮らし支援住宅」は畑付きの物件で就農しながら移住する人向けで14年度からスタート。これまでに2世帯が移住している。
 いずれも町外の人や町の借家に住んでいる人で、若者を呼び込む趣旨から、世帯主が40歳以下の夫婦、または50歳以下で中学生以下の子供がいる世帯が対象。所在地の自治会に加入することなどが条件で、自治会活動や地域活動への積極的な参加も求める。
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